2016年4月29日金曜日

KGK Frontline 「来てみないと分からないことがたくさんある。」


 今朝からKGKの学生7名と共に、震災ボランティアのため熊本・益城町に来ている。九州キリスト災害支援センターを通してのボランティアである。長い1日を振り返っての学生と私の感想は、「来てみないと分からないことがたくさんある」ということだ。地震の大きさは、益城町に入ってよく分かる。全壊している家が非常に多い。


 被災地の現状を考慮して、今日のボランティアは「何か必要はありますか?」と、地域にチラシを配るところから始めた。言われたところに行くのではなく、ニーズのあるところに行くためには、勇気を出して人々に話しかけ、耳を傾け、必要を聞き取る必要がある。「することを探すボランティア」というのは主体性が必要なのだ。また、その過程で「何を話しかけたらいいか言葉が見つからない」と気付かされることは、そのような存在がいることを知る大事な機会でもある。本当に、来てみないと分からないことが多くある。


 午後は、教会の子どもたち10名と賛美を歌い、メッセージをし、遊ぶプログラムを提供した。子どもから見て、「お兄さん・お姉さん」にあたる学生だからこそできた奉仕だと思う。非常に喜ばれたが、子どもたちが非常に傷ついていることにも気付かされる時間だった。今後、子どものケアは継続的に必要になってくるだろうと感じた。


 明日もボランティアは続く。来週は別の学生と共に、再び訪問する予定だ。来てみないと分からないことがある。だからこそ、学生を現地に連れていくことが必要だ。(報告:松尾献)(執筆:油木桃子)



祈祷課題
・被災地の余震がおさまり、1日も早い復興がなされるように。
・30日の学生ボランティア活動のために。地域の必要に応えていくことができるように。
・被災地に行くことはできなくても、情報を得ることと祈ることをもって支えていくことができるように。

2016年4月22日金曜日

KGK Frontline 「励まされ、励ます存在に。」

 御茶ノ水の事務所に、35名の学生が集まってきた。目的は、ある学内の新入生歓迎会。ピザ&ドーナツパーティーに始まり、エステル記4章14節「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」の箇所からメッセージがなされた。

 さて、その場にいた同大学の学生は18名。その他は、学内活動に協力する思いを持って近隣の大学から応援にきた上級生であった。御茶ノ水ブロックは、学生同士で励まし合うことを意識して活動を続けてきた。ブロックに所属する学内活動は15、毎月のブロック祈祷会には45名が参加するという規模だが、中には少数の学内活動もあるため、合同合宿の形式を取るなど協力し合うことが起こるようになってきた。今回の新歓も、学生同士の連携があって実現したものである。
非常に賑やかだった新入生歓迎会。新入生が学内活動につながり、そこを経て人を励ますことのできる器になることを願っている。(飯沼偲、 油木桃子)



祈祷課題
・熊本をはじめとした地域において、必要な助けが届いていくように。
・学生たちが続けて九州の地を覚えて祈り続けることができるように。
・各地区の新歓のために。新入生がKGKと出会えるように。
・KGKの財政の必要が満たされるように。
・世界160カ国以上で進められている、IFESの学生宣教の働きのために。

ご支援をお願いします。
 
全国に展開するKGKの学生宣教の働きは、多くの教会や個人の方の献金によって支えられています。祈っていただくことを通して、また具体的に献金して下さることを通して、若者たちを励ましていくことができます。各地区の祈祷課題とご支援方法の詳細につきましては、以下のウェブサイトよりご確認ください。

受難日

三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 (マタイによる福音書27:46[新改訳聖書2017]) 新型コロナウイルスの流行に伴い、KGK運動は、いつもと...