2016年5月13日金曜日

KGK Frontline 「小さな手でも。」

 5月3日、岡山から広島を経由し、中四国の学生2名と共に熊本へ向かった。九州地区の学生と一緒に2泊3日でボランティアをするためだ。

 初日は大雨。緑の張り紙がしてある家々に、教会のこども集会のチラシを投函して歩いた。そして辿り着いたのは、避難所の福祉センター。職員の許可を得て中に入ると、そこにはニュースで見る光景が広がっていた。ロビーや通路に毛布を敷いて寝ている人が大勢いた。子どもを見つけてチラシを配るが、なんて声をかけたらいいのか分からない。大人たちは僕らを見て、「また誰か来た…」とうんざりとした目線を送ってくる。疲弊している様子がひしひしと伝わってきた。現実を目の当たりにして、自分たちには何ができるのだろうかと考えさせられる。滞在中、様々な光景に出会ったが、おそらく学生にとって最も衝撃的な場面はここでの風景だっただろう。
 
翌日のこども集会。避難所から、1組の親子が遊びにきてくれた。小さな手でも、用いて下さる主に期待をし、祈りの手を上げ続けていたいと思う。
(報告:鈴木俊見)(執筆:油木桃子)



祈祷課題
・熊本をはじめとした地域において、必要な助けが届いていくように。
・学生たちが続けて九州の地を覚えて祈り続けることができるように。
・各地区の新歓のために。新入生がKGKと出会えるように。
・KGKの財政の必要が満たされるように。
・世界160カ国以上で進められている、IFESの学生宣教の働きのために。

ご支援をお願いします。
 
全国に展開するKGKの学生宣教の働きは、多くの教会や個人の方の献金によって支えられています。祈っていただくことを通して、また具体的に献金して下さることを通して、若者たちを励ましていくことができます。各地区の祈祷課題とご支援方法の詳細につきましては、以下のウェブサイトよりご確認ください。

受難日

三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 (マタイによる福音書27:46[新改訳聖書2017]) 新型コロナウイルスの流行に伴い、KGK運動は、いつもと...