2020年4月10日金曜日

受難日



三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。(マタイによる福音書27:46[新改訳聖書2017])


新型コロナウイルスの流行に伴い、KGK運動は、いつもとは全く違う新年度を過ごしています。

各学内・ブロックの交わりはすべてオンラインに移行しています(関東地区主事会も写真のようなスタイルでもたれました)。学生た
ちはやや戸惑いもあるようですが、学校の授業もこれからオンラインに移行していくため(すでに始まっている学校もあります)、徐々に慣れていくことと思います。チラシ配布ができないために、新入生や未信者の学生が入りにくいことが心配されていましたが、学生たちはインスタグラムやツイッターを駆使して、アピールを続け、オンラインの交わりに招いています。

もちろん、物理的に会えないことの寂しさを感じている学生も多くいます。先の見えない状況のなかで、落ち込んでいる学生(特に就職活動を控えている学生)もいます。また、身近な人に感染の疑いがあり、死を近く感じている学生もいます。

この未曾有の事態のなかで、それでも「福音に生きる」ということは簡単なことではありません。本日4月10日は受難日です。教会に集うことは叶いませんが、それでも学生たちが、特に新入生たちが、孤独や恐れを覚えるときに、私たちの罪を背負うために苦しまれたイエス・キリストの姿を深く思い巡らすことができるように。私たちの命が、愛なる神の御手のうちにあることを、これまで以上に覚えることができるように。そして
イエス・キリストの十字架の後に従い、与える人生を生きることができるように、ぜひ覚えてお祈りください。

by塚本良樹(東エリアマネージャー・関東地区責任主事/全国事務局主事)

2018年9月29日土曜日

ボランティア活動の進捗とご支援のお願い

KGK熊本ボランティアは、8月1日(第30便)、9/3-5(第31便)に派遣され、なお継続して活動しています。
また、北海道と中四国地区で被災した地域にも学生たちがボランティア活動に出掛けています。
●北海道ボランティア(実施日:9/15、9/25-26)
●岡山ボランティア(実施日:7/18、8/7-8、8/14-15、9/26-27)
●広島ボランティア(実施日:9/5-6)
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今後もKGKは、学生ボランティアを派遣しつづけます。そのためには、活動費や交通費のサポートが必要です。ぜひ、祈りと献金によるご支援をお願いします。献金方法の詳細は、以下よりご確認ください。なお、この献金の際には、かならず「ボランティアのために」とお書き添え(ご一報)下さいますよう、お願いいたします。
http://www.kgkjapan.net/for_supporters.html

以下は、岡山ボランティアの報告です。
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9/26-27に岡山真備ボランティアに行ってきました。今回は中四国からの第3便と関西からの第2便が1日合流しての作業でした。

雨から3ヶ月弱、次々に起こる災害と見た目には復興してきているように見えて忘れられそうになっている真備町ですが、...まだまだ復興には日数がかかります。今回は個人宅の床下の泥出しでした。 良い材料で、良い作りをしている家のため、床板をはがすと作り直しにお金がかかってしまうたので、床板をはがさずに床下に潜り込んでの作業でした。

この家のご婦人は、隣の家に作業に入っていたオレンジ色のビブスに「キリスト」と字が入ったをボランティアを最初は訝しげに見ていたそうです。最初は挨拶もしてくれなかったと聞きました。しかし、どんどんキレイになっていく隣の家を目の当たりにして、そして、丁寧に作業してくれるという噂を聞いて、隣の家の作業が終わる日に声をかけてこられたそうです。KGKのチームが入ったのはこの家の作業の初日でした。ご婦人はとてもよくしてくれ、まるでおばあちゃんの家に来たみたいに「これも食べていけ」 「これも持っていけ」と進めてくれました。休憩時間中もこの方とのお話しがとまりませんでした。

そして、この家の隣の方も、岡キ災のボランティアの丁寧な仕事ぶりを聞いてボランティアのお願いをしてこられたとのことです。真備町で岡キ災の存在が噂で広がってきています。良い証になるように、岡キ災のために続けてお祈りください。

 

2018年7月20日金曜日

熊本ボランティアの近況

KGK熊本ボランティアは、現在も継続されています。
2017年9月5-6日(第18便)、10月21日(第19便)、11月23日(第20便)、12月2日(第21便)、2018年1月12日(第22便)、2月17日(第23便)、3月10日(第24便)、4月3-4日(第25便)、5/25-26(第26便)、6/22-23(第27便)、6月23日(第28便) 
以下は、第28便で参加した学生からの報告です。
【熊本ボランティア 28便】
今回は福岡から4名、長崎から2名の学生が参加しました!
午前中は仮設と引越し作業に分かれました。仮設では、集会所で子どもと遊ぶ "ましキッズ"のお手伝い!仮設の家では思いっきり遊ぶことができないので、子どもやお母さんがストレスに感じてしまうことがあります。その発散ができるように…と卓球やぬり絵、風船、オセロ、ボール遊びなどなど、全力で遊びました。来てくれた6人の子どもたちはパワーいっぱい、笑顔が輝いていて、私たちも童心に帰って楽しみました。午前中は2人、午後からは全員で引越しのお手伝いをしました。仮設から新しい家に移動される方が増えています。これからも必要とされていく奉仕なので、続けて関わり祈っていきたいです。
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今後もKGKは、熊本に学生ボランティアを派遣しつづけます。そのためには、活動費や交通費のサポートが必要です。ぜひ、祈りと献金によるご支援をお願いします。献金方法の詳細は、以下よりご確認ください。なお、この献金の際には、かならず「九州ボランティアのために」とお書き添え(ご一報)下さいますよう、お願いいたします。
http://www.kgkjapan.net/for_supporters.html

2017年8月25日金曜日

熊本ボランティア(8月)レポート。

KGKボランティアに参加した学生からの最新情報です。
 
 
九州キリスト災害支援センターの日田ベースに入ってボランティアに参加してきました。

8月22日。今日は昨日と同じ家の、泥や水のかき出しをしました。わたしは今まで何度か熊本の震災のボランティアに参加しましたが、内容や使う体力も全く違っていて驚きました。SNSで見聞きして、想像していたものよりもはるかに、現地は大変な状態でした。

土砂で折れた電柱、歪んだ橋。2mほどの高さまで土砂が流れてきた壁の跡。土砂でほとんど埋められてしまった川。近くの休憩所になっている公民館の玄関には、災害前の現地の写真が貼ってありました。こんなに綺麗なふるさとが、このような状態になってしまって、山のような土砂を前にどんな思いで毎日過ごされているのだろうと思いました。依頼されたおばあちゃんの表情やひとことひとことを思うと、本当に様々な思いがあると感じ、私たちの働きは本当に小さいと思いました。

今回のボランティアは大変暑い中でのお手伝いとなりましたが、神様が守ってくださったことに感謝します。


《祈祷課題》
・今週はボランティアの受け入れが40人に達する日もあります。受け入れる日田ベースのスタッフ、また現場でリーダーとなる人の疲れが癒され主から知恵と力が与えられるように。人数が多い時でも、主による一致があるように。
・まだ暑さが残っているので、熱中症や脱水から守られるように。
・どんな時でも、主に仕える、人に仕える姿勢を忘れずに、愛を持って働くことができるように。
・九キ災の働きが祝され、福岡の地が主の愛で満たされるように。
 
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今後もKGKは、熊本に学生ボランティアを派遣しつづけます。そのためには、活動費や交通費のサポートが必要です。ぜひ、祈りと献金によるご支援をお願いします。

献金方法の詳細は、以下よりご確認ください。なお、この献金の際には、かならず「九州ボランティアのために」とお書き添え(ご一報)下さいますよう、お願いいたします。
http://www.kgkjapan.net/for_supporters.html

■過去のボランティア報告
4/29付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/04/kgk-frontline.html
5/13付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/05/kgk-frontline.html
7/30付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/07/kgk-frontline4.html
9/17付:http://kgkjapan.blogspot.jp/2016/09/kgk-frontline6.html
2月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html
3月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/03/12.html
4月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/05/13.html
5月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/05/14.html

6月派遣:https://kgkjapan.blogspot.jp/2017/06/15.html

2017年8月5日土曜日

70周年記念大会のお知らせ&祈祷課題のご案内

KGKは今年で70周年を迎えます。
以下の特別サイトで70周年事業と、11月に東京で開催される記念大会の詳細をご案内していますので、ぜひご覧ください。

http://allkgk70.wixsite.com/ishizue

また、KGKホームページでは各地区の祈祷課題を偶数月に更新しています。
夏期学校をはじめ、各地区の学生伝道のために覚えてお祈りください。

http://www.kgkjapan.net/prayer.html

2017年6月30日金曜日

熊本ボランティア第15便レポート。

 
KGK熊本ボランティアの最新情報です。
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6/17(土)にボランティアをしてきたので報告します!

午前中は安永仮設団地で子ども達と一緒に遊びました。粘土、水遊び、鬼ごっこ、トランプなどで遊び、熊本クリアーズ(お掃除アイドルユニット)の皆の歌とダンスを見て楽しみました。子ども達が無邪気でかわいくて、すぐに心を開いてくれて、遊んでいて本当に楽しかったです。

午後は仮設からお引っ越しをする女性のお手伝いに行きました。お引っ越し先は、地震の際に訳あって空き家にしていたお家でした。壁に亀裂が入っていたり床が少し傾いていたりしているのにもかかわらず、地震の際に誰も住んでいなかったとの理由から、国からの補助金は出ないそうです。
また、お手伝いの途中で本震の時の状況を細かくお話していただいたのですが、聞いているだけでもとても恐ろしく感じました。熊本の方々は地震の後もこのような苦しみの中にいることを知ると胸が痛いです。

今回私にとっては2回目のボランティアで、前回は去年の10月でした。道路がきれいに整備されていたり更地が増えていたりしていたのですが、まだ地震の爪痕が目に見えてわかりました。 仮設住宅の多さにも正直驚いています。地震の後もまだ苦労の中にある方々のために、またお手伝いしたいと思ったし祈りも必要だと感じました。

また、各地からボランティア参加する仲間に励まされました。(和歌山から来られた方もいました。)
写真に載せた方は熊本の高校英語教師をなさっているそうで、少しの時間ですがおしゃべりしてとても楽しかったです。今後も熊本の方々やボランティアで遣わされる方々のために続けてお祈りします。
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今後もKGKは、熊本に学生ボランティアを派遣しつづけます。そのためには、活動費や交通費のサポートが必要です。ぜひ、祈りと献金によるご支援をお願いします。

献金方法の詳細は、以下よりご確認ください。なお、この献金の際には、かならず「九州ボランティアのために」とお書き添え(ご一報)下さいますよう、お願いいたします。
http://www.kgkjapan.net/for_supporters.html

■過去のボランティア報告
4/29付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/04/kgk-frontline.html
5/13付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/05/kgk-frontline.html
7/30付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/07/kgk-frontline4.html
9/17付:http://kgkjapan.blogspot.jp/2016/09/kgk-frontline6.html
2月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html
3月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/03/12.html
4月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/05/13.html
5月派遣;http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/05/14.html

2017年5月10日水曜日

熊本ボランティア第14便レポート。















KGK熊本ボランティアの最新情報です。(5/4付。)
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5月3日〜5日、今回ボランティアに初めて参加させていただきました。

震災から1年が経ち、報道もされなくなってきた中で初めて被災地へ足を運ぶと、自分の足で行って初めて知るような復興の現状や、直接聞くからこそ知る被災した方々の思いを聞く機会がありました。
3日間を通して4軒の家をお手伝いさせてもらいましたが、その中でも解体しなければならない家が3軒あり、どの家の方も片付けをする時に涙を浮かべながら心の想いを語ってくださいました。直接被害を受けてない自分にとって被災者の方の辛さの全てを知ることはできないけれど、できる限りのサポートをこれからも続けたいと思います。

先月で震災から1年が経ちましたが、まだ九キ災への依頼は現時点でも40件ほどあるそうです。他のボランティア団体が次々と解散していく中で、九キ災の活動が続けられていることは地元の人にとって大変心強いそうです。

私たちKGKができることはほんの少しだけど、この小さい種まきを通して九キ災への信頼へ、本当の救いへと繋がって欲しいと思います。まだ困っている方、助けを必要としている方が沢山いるということを色んな人に知ってもらって、1人でも多くの人がボランティアを通して被災した方々へ手を差し伸べられる機会が与えられるように祈っています。(S大学1年 Kさん)
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今後もKGKは、熊本に学生ボランティアを派遣しつづけます。そのためには、活動費や交通費のサポートが必要です。ぜひ、祈りと献金によるご支援をお願いします。

献金方法の詳細は、以下よりご確認ください。なお、この献金の際には、かならず「九州ボランティアのために」とお書き添え(ご一報)下さいますよう、お願いいたします。
http://www.kgkjapan.net/for_supporters.html

■過去のボランティア報告
4/29付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/04/kgk-frontline.html
5/13付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/05/kgk-frontline.html
7/30付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/07/kgk-frontline4.html
9/17付:http://kgkjapan.blogspot.jp/2016/09/kgk-frontline6.html
2月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/03/blog-post.html
3月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/03/12.html
4月派遣:http://kgkjapan.blogspot.jp/2017/05/13.html

受難日

三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 (マタイによる福音書27:46[新改訳聖書2017]) 新型コロナウイルスの流行に伴い、KGK運動は、いつもと...