KGK学生と主事による熊本ボランティアは、今年に入っても継続しています!以下、引率した松尾主事のレポートを掲載します。
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2月14-15日に実施されたのは、第11便。託された働きは、一軒の荷物整理でした。粉々に散らばったガラスや食器、倒れこんだ家具、貼り付けられままのメモ。部屋の一角は、「あの震災」から全くと言っていいほど手がつけられておらず、その場所に立つと、あの10ヶ月前の出来事が一気に蘇ってきました。「なかなか片付けられなかったんです。」と語る住民の方のことばから、震災の痛みは今もなお人々の心にくいこんでいることを知らされました。
益城の街は、ようやく半分の家が解体されたそうです。道路は整備され、かつて閉じていた店は次々に再開しています。一見、街は復興に進んでいるという印象があるかもしれませんが、しかし、本当の「復興」はまだまだ遠いと感じた1日でした。ボランティアは、まだまだ必要です。KGKは今後も、月1回のペースで学生がボランティアに出かけます。どうぞ覚えてお祈りください。
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3月5-7日にもボランティア派遣がなされます。道中の安全のため、お祈りください。
また、このボランティア派遣の活動費や交通費は、皆さまからの支援献金によって支えられています。ぜひ続けて、祈りと献金によるご支援をお願いします。献金方法の詳細は、以下よりご確認ください。なお、この献金の際には、かならず「九州ボランティアのために」とお書き添え(ご一報)下さいますよう、お願いいたします。
■過去のボランティア報告
4/29付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/04/kgk-frontline.html
5/13付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/05/kgk-frontline.html
7/30付:https://kgkjapan.blogspot.jp/2016/07/kgk-frontline4.html
9/17付:http://kgkjapan.blogspot.jp/2016/09/kgk-frontline6.html