2016年5月21日土曜日

KGK Frontline 「神の備えてくださったもの。」


 今日は東京にある、とある美大のお話しです。昨年度、その大学には3人の学生がいました。他団体との活動を掛け持ちしている学生(A)、KGKが苦手な学生(B)、学内に燃えていた学生(C)。

 私は、最初に学内活動を始めることに関心を抱いたCと一緒に祈りつつ、活動を模索していました。しかし、ある時期からCの信仰は揺らぎ始め、教会やKGKから離れていってしまいました。一方、KGKが苦手だったBは、同じ教会の学生に誘われて夏期学校に参加。そこで彼女は学内で福音に生きることを真剣に取り組んでいる学生たちに出会い、「自分も学内活動をしたい」と後期からブロック祈祷会へ来るようになりました。その頃、KGKにより多く関わるようになっていたAも、Bと一緒に学内活動のために祈り始めました。同時に二人は、Cのためにも祈っていました。
 

 今年の3月、あることをきっかけに、離れていたCが春期学校に参加。静まることがテーマであった春期を通してCは信仰が回復し、神様の元に戻る決心をしました。その結果、この4月からAの友人のクリスチャンも加わって、4人で学内活動がスタート!祈りの結実を見ることができた幸いを、ブロックの学生と共に喜んでいます。この大学には、他にもクリスチャンが8名くらいいるそうです。御心ならば、共に集まっていくことができますように。(報告:末吉寿子)(執筆:油木桃子)

追記:
 学内活動では、参加者は必ず日曜日の礼拝メッセージの分かち合いをするようにしています。そのことが、それぞれの教会を覚えることになり、また各自の礼拝に対する姿勢、メッセージの聞き方も変えていっています。美大という特殊な環境であるため、他の学校に比べても学生が共有し、分かち合える悩みや葛藤が多くあります。「自分だけではない」ということが、学生たちにとって大きな励ましとなっています。

祈祷課題
・新年度からの学内活動が充実した学びと交わりと時となるように。
・学生達が続けて九州を覚えて祈り続けることができるように。
・KGKの財政の必要が満たされるように。
・世界160カ国以上で進められているIFESの学生宣教の働きのために。

ご支援をお願いします。
 
全国に展開するKGKの学生宣教の働きは、多くの教会や個人の方の献金によって支えられています。祈っていただくことを通して、また具体的に献金して下さることを通して、若者たちを励ましていくことができます。各地区の祈祷課題とご支援方法の詳細につきましては、以下のウェブサイトよりご確認ください。

受難日

三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。 (マタイによる福音書27:46[新改訳聖書2017]) 新型コロナウイルスの流行に伴い、KGK運動は、いつもと...